高宮潤子『幸せのしずく』　ダイアリー　2003,11月

２００３年１２月３０日（火）『２００３年最後の日記』

ん～、今年を振り返ると、いろんなことがありすぎて涙が出てきそうです。これは嬉し涙なのか？うん、多分そうでしょう。自分にとって課題と思う苦しいこともありました。生き方を問われるような出来事もありました。でも、ひとつひとつ、丁寧に考えてきた気がします。

だから、ごほうびもいっぱいもらえました。仲間との出会いや、作品を完成させる喜びや、心通じ合うコミュニケーション。どれも至極の思いです。今年一年、お付き合い頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

来年はどんな年になるのでしょう。一人でも多くの人が『幸せ』を感じる年であってほしいと心より願います。今年のＨＰ更新は今日が最後になります。みなさん、良いお年をお迎え下さい。

１２／３１～１／３まで、ＨＰの更新及びご連絡をお休みさせて頂きます。来年もよろしくお願い致します。

２００３年１２月２７日（土）『美しく生きよう！』

昨日は第９のコンサートに行ってきました。そのパンフレットに和訳が載っていたのですが、第９の歌詞を知ったのは初めてでした。

『喜びに満ちた歌を歌おう』『互いに友となる幸運に恵まれたものは歓声に唱和しよう』『君達の道を進め、嬉々として勝利を目指す英雄のように』。

なんだか、今年一年のわたしの思いを歌で聞いているような感じでした。昨夜も小田和正さんの『クリスマスの約束』というコンサートをテレビで見ていたのですが、『メッセージを伝えるために生きる』というのはほんとに素晴らしい事だと思いました。だれでも伝えるべきメッセージを持って生まれてきます。それに気付き、行動を起すことは難しくて、険しい道かもしれません。けれど、その姿は本当に輝いていて美しいものです。

あなたが持っているメッセージはなんですか？

２００３年１２月２５日（木）『メリークリスマス』

あっと言う間にあと３０分でクリスマスが終ろうとしています。そしてあっという間に大晦日がやってきて、お正月がやってきて、仕事が始まって・・・あっと言う間に夏休みがくるのでしょうか？

それはさておき、年内の仕事を全部終えたご褒美のように、２３日にはチビちゃんたちがいるご家族と３家族でパーティーやったし、昨日は久しぶりに夫婦でゆっくりご飯が食べれたし、幸せな時間を過ごせました。感謝。

みなさんのクリスマスはいかがでしたか？早く、世界の情勢が安定し、みんなが家族のもとで幸せな時をすごせるように心から願ってやみません。

２００３年１２月１４日（日）『今、考える事』

『命を大切にする』ということが人々の心にしっかりと根付き、それが行動に現れるのは、そんなに難しいことなのでしょうか？最近のニュースを見ていると考えてしまいます。政治家は人の命を守る事よりも先に、国の利益を守るということのほうが重要なようです。そんなことが成り立っているなんて、おかしいと思いませんか？

今週、１８日、１９日、２０日と三夜連続でＮＨＫスペシャルがあります。テーマは『２１世紀　日本の課題～安全保障～』です。私達の命と生活に直接関わってくる問題です。番組ではいろいろな立場，角度から安全保障について取り上げています。

私たちは、本当に今の判断で幸せな未来を築けるのかどうか、わたしもしっかりみて考えたいと思います。今の決断が未来の日本を作るのだと思います。今の子供達に安心できる社会を作るのは私達の仕事です。自国だけではなく、世界が幸せになれる道は何か、まずこの問題から考えていきましょう。

２００３年１２月１８日～２０日　
ＮＨＫスペシャル　『２１世紀　日本の課題
　　　　　　　　　　　～シリーズ　安全保障～』
詳しくはこちらをどうぞ　http://www.nhk.or.jp/anpo/

２００３年１２月９日（火）『冬ですね』

またまた山形に行ってきました。こちらより寒いのはもちろんなので厚手のロングコートを着て、毛糸の帽子をかぶって行ったら、近所の人に｢あんら～、冬みてなかっこしてえ～（あらあら、冬みたいな格好をして）。｣と言われてしまいました。山形のみなさ～ん、もう立派に冬ですよ～！わたしが変なのではなく、みなさんが強いだけですよ～。

でもほんとに東北の人は忍耐強いですね。ただ慣れているだけではないような気がするのです。寒さだけでなく、どんな場面においても、我慢というか自制心というかとにかく自分を律して物事にあたることが多いような気がします。もちろんそれは素晴らしい事ですが、そこにもうちょっと遊び心というか、楽しみみたいなものを加えてもいいんじゃないかなと九州育ちのわたしは思ったりもします。

人生を楽しく生きるというのは才能のひとつだと最近思います。同じ状況が起きてもネガティブに捕らえるのとポジティブに捕らえるのとでは結果が大きく違ってくると思うのです。そのポジティブの種をひとつぶでも多く蒔いていけたらいいなというのが私の人生の目標です。冬は寒い、でも食べ物はおいしいし、お風呂は心地良いし、街はきれいに彩られるし。冬の楽しみだっていっぱいありますよね。そんなふうに物事を考えると今、目の前の状況が苦しくても、きっと希望はみつけられます。寒さに凍えて小さくなるより、心を解放して楽しみをみつけましょう。

２００３年１１月３０日（日）『曇り空のむこうに』

今日で１１月も終りです。いよいよ師走に入りますね。終り良ければ全て良し！充実した１２月を過ごして来年もいい年にしましょう。

さて今日の新宿の空はグレーの重たそうな雲がかかっていました。でも夕方になってそのグレーの雲に少しだけ隙間ができて、真っ青な空と太陽の光が見えてきました。まわりが暗い雲なだけに、その光りがとてもまぶしくて、とてもきれいでした。

人生にも同じ場面があるような気がします。真っ暗な空の下にいると思って上を見ずにうつむいていると、雲の隙間からもれる光をみつけることができなくなりますよね。でも厚い雲の上に太陽があることを知っていれば、明日晴れる事を信じる事ができます。

明日、天気になーれ!!

(photo:H.T.san)

２００３年１１月２７日（木）『見えないものが…』

今日はある方のご好意で、天使の舞台を観てきました。ミュージカルなんて幼い頃に見た『キャッツ』以来だなと思いながら、目の前の舞台をちょっと距離を置いて見ていました。

人間の目に見えないものなんてこの世界には数限りなくあります。空気だって、電波だってそうです。そう考えると見えているものの方が少ないですね。心だって、オーラだってそうです。『見える』ことが重要なのではなく、『思う』ことが重要なのかなと最近思います。

そうすれば相手の心が『見える』ようになって、嫉妬や恨みや争いや人を傷つける行為はできなくなります。自分は安全な場所にいて、｢戦地へ行っておいで｣なんてことも言えるはずはないのです。今年も残りわずかです。もう２００４年になってしまいます。５０年前、２１世紀を想像した人達は、今の現状をどう思うでしょうか？そして５０年後の地球を作るのは私達です。『見えないもの』に目を向けて、未来を築きましょう。

２００３年１１月２５日（火）『年賀状できました？』

みなさんは三連休、楽しく過ごせましたか？わたしは今年のうちにやるべき事をリストアップしよう！と思い、いろいろ書いていたら、軽く２０項目ほどあり、愕然としてしまいました。あと１ヶ月ちょっとなのに、わたしのリストはこの三連休をフル活用しても３つくらいしか終りませんでした。どうしよう・・・。

その中でも年賀状は１番の大仕事です。毎年、なぜもっとはやく始めなかったんだろうと思いつつ、とりかかりますが、今年もそうでした。今は本文よりも住所録の整理に追われています。

年に一度しかコミュニケーションをとらない方も中にはいらっしゃるので、普段の不義理をこの年賀状で取り戻そうという気持ちがあるせいか、クリスマスより断然、気合いが入ってしまいます。さあ、今日も東京は雨なので、外出はやめて、パソコンに向き合うぞ！と、いちいち宣言しないとくじけてしまいそうなので書いてみました。

2003年１１月２１日（金）『プロの技の結晶』

山形に行ってきました。今回は実家の新居ができあがったお祝いでした。畳の匂いや木の香りがする部屋を歩くとそのすがすがしさに精気がみなぎる感じがしました。ちょうど、大工の棟梁や水道の会社の方、電機の会社の方などが集まっていてお話を伺う事ができたのですが、家というのは各分野のプロの技を集結してできるものなのだなと思いました。

家を作る課程でなんども山形に通いましたが、ほんとうにものを作りあげるのには大変な労力と心意気が必要だと思いました。そして『今日の行動が明日につながる（未来を作るのは今の自分）』ということをしっかり見せていただいたような気がします。

そして、この建物に今度はそこで生活する人の心や感覚や趣味や思い出などがどんどん生まれ、積み重ねられて『家』になるのだなと思いました。これからの生活が楽しみです。

２００３年１１月１５日（土）『今年最後!!』

今年も残すところ１ヶ月半となりました。街ではクリスマスの飾りつけもちらほら始まっていますね。年賀状の準備をはじめた方もいらっしゃるかもしれません。

さて、明日は今年最後のイルミネートフェスティバルが開かれます。来年を素敵な年にするために、今年やっておくべき事のヒントがみつかるかもしれません。わたしはクリスタルワークで参加します。今年最後ということでちょっとしたおまけもついています。オーラソーマタロットやマッサージをする仲間も勢ぞろいしますので、ぜひいらしてください！（詳しくはこちらをどうぞ!!）

２００３年１１月１３日（木）『発しているもの』

東京は寒くなりましたね。福岡から戻ってきたのでよけいに寒く感じています。福岡では『よいところ』にいっぱい行ってきました。やはり、自然の中では、人間が頭で考えられる美や心地よさをはるかに超えたものが生まれてくるものなんですね。

人間はいつか自然の美しさに追いつく事ができるんでしょうか？もの作りをしている人間にとっては、つかむことのできない夢のような気がします。私は無神論者ですが、昔の人々が全てのものに神が宿ると信じていたのはとてもわかる気がします。自然のあるがままの姿はとても気高くて、その発しているものに触れる機会を与えられただけで、ひれ伏してしまいそうな威厳があります。自然を日々感じていられる暮らしがしたいと思う今日この頃です。
（ここでの無神論者というのは人間が作った宗教には属していないという意味です。敬愛しているものはいっぱいあります。）

２００３年１１月５日（水）『激動の１１月』

明日から１０日まで今度は九州に行ってきます。そして月末は山形。今月はなんだかいつもにまして、移動しています。でも移動するたびにパワーアップしている気がするので、元気いっぱいです。

ということでまたHPの更新とメールのお返事が滞ってしまいますが、どうかご了承下さい。アクセサリーのヒントをみつけたり、自分の得意分野を発展させたり、充実した帰省にしてきたいと思います。

２００３年１１月３日（月）『石掘り探検隊、出動!!』

三連休、いかがお過ごしですか？わたしはとってもハード且つ楽しい三連休を過ごしています。その中でもビッグイベントが昨日、ありました。それはジュエリーに使う石を自分で掘りに行く!!ということでした。わたしが通っている工房『ルクシオン』の早坂先生に連れて行って頂き、ご家族と生徒さんたちと一緒に、山に行きました。少し紅葉も始まっていて、空気は澄んでいるし、川はさらさら流れるし、最高のロケーションでした。

山道を少し歩くと、地面に真っ黒の石がゴロゴロ転がっている場所に辿り着きました。これがお目当ての場所です。この真っ黒の石をハンマーで割って、中が黒かったらマンガンではずれ、割ってピンクだったら当りで『ロードナイト』という石です。まさに宝捜しの状態で、みんな夢中になって黙々と作業していました。
　こちらがマンガンこれがロードナイト!!

先生に連れてきてもらわなかったら一生、石の出生地
（？）に行こうとは思わなかったでしょう。そしてこの体験がなかったら石のことを最後まで理解できなかったかもしれません。昨日の体験で石との距離がぐんと縮まった気がします。こんな可能性を引き出してくれる人がまわりにいてくれる幸せをかみしめて帰ってきました。