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２００４年8月２２日（土）『北加伊道』
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今、『ほっかいどう百年物語』という本を呼んでいます。北海道の歴史を作ってきた人達を取り上げたラジオ番組を本にしたものだそうです。榎本武揚、黒田清隆、新渡戸稲造などの名前が並ぶ中、今日読んだのは蝦夷地を北海道と名付けた松浦武四郎の話でした。
松浦武四郎は裕福な農家に生まれましたが、自分の目でいろいろな土地を見てみたいという思いから、１７才のとき家出同然で旅に出たそうです。これだけだと好奇心旺盛な青年の話ですが、このとき農民は農民らしくしろと反対する父親に向かって、武四郎は『庶民無くして国はない。人の道をまっとうするために人を知りにいくのだ』と言ったそうです。その言葉のとおり、武四郎はアイヌの人達と生活を共にする中で地形や文化や人柄など、緻密な情報を収集し、世に役立てるために書き表したそうです。
蝦夷地を北海道と名付けたのも武四郎でした。これは『北の加伊の道』という意味ですが、このカイというのはアイヌ語で国という意味だそうです。ただ学問のためとか、仕事のためにこの土地を見ていたのではなく、そこに住む人々の生き方を見つめてきた武四郎だからこそ、先住民であるアイヌの人々に敬意を表して名付ける事ができたのだと思います。
これから暮らして行く場所が、どんな先人の志によって作られたものなのか知って胸が熱くなりました。そして駒大苫小牧高校のみなさん、おめでとうございます！監督を含めたチームワークの良さがとても印象的でした。今日は歴史に熱くなり、未来を担う若者に熱くなった1日でした。
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２００４年8月２１日（土）『不思議な天気！』
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あっと言う間にもう２１日になってしまいました。北海道に来てまず思ったのが、天気の面白さです。今日の札幌は朝ピカッと日が差しこむほどの晴れで『良い天気だー』っと言いつつ起きたのですが、お昼にはしとしとの雨、午後２時ごろまた部屋の中の温度が上がるくらいの晴れになり、夕方は雷を伴うほどの夕立・・・なぜ？
１日のうちでころころと天気が変わるのです。こりゃ天気予報士さんも難しいでしょうと思いつつ、折畳み傘はどのへんにしまったかなと家の中をぐるぐる探しています。
ちょうど季節の変わり目で天気も気温も変わりやすいのでしょう。みなさんも体調には気をつけて、夏を楽しんでください。
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２００４年8月２日（月）『こんにちは！北海道』
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猛暑の東京での荷出しを終え、涼しい北海道での荷ほどきだと思っていたのに、今年の札幌は例年にない３０度を超える暑さで、結局はズ―ッと汗ダクの引越しとなりました。
家の中もだいぶん落ち着いて（ほとんど母のおかげです）生活ができる空間になってきました。家具の配置やモノの配置、飾り付け、グリーンの選択など、家を作る過程はたくさんあって今までなんとなく感じていた事をはっきりと感じるいい機会になりました。
さらにじっくりとどんな生活をしたいか、どんな仕事を目指していきたいか、どんな未来に向かっていきたいかを考えつつ、家も仕事の準備も整えて行きたいと思います。カウンセリングルームをお待ちのみなさん、最高のおもてなしをしたいと思っていますので、もうしばらくお待ち下さい。
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２００４年７月２７日（火）『いざ、北の大地へ!!』
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今日が東京で最後のＨＰ更新日となりました。東京での生活は大学時代の４年間と結婚してからの約６年間の１０年ほど過ごした場所でした。わたしにとっては街に馴染んだというより、とにかく人に出会った時期でした。
自分が動く事になって、はじめて実感した事ですが、人の縁に物理的な距離は関係ないのですね。東京の友人はみんなそんなことを感じさせてくれる人達でした。このＨＰを見てくださっている方とのご縁も切れる事はないと思っております。
この縁を大事にして、新しい北の大地でも躍進するべく、生活を楽しみ、仕事に励んできたいと思います。ＨＰもさらにグレードアップしながら続けて行きますので、どうぞお楽しみに！
では、行ってきます!!
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２００４年７月１６日（金）『変化到来!!』
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東京は毎日暑い日が続いていますね。わたしもこの暑さに耐えきれず、冷たい飲み物ばかり飲んでいたら、早速お腹を壊してしまいました。みなさんも注意です！
さて、夫の転勤に伴い、札幌へと引っ越す事になりました！『幸せのしずく』の拠点も、今後は札幌に移る事になります。また新たな展開と新しい出会いを期待して、開拓者精神でがんばりたいと思います。
今後のことは随時、ＨＰでご報告させて頂きますが、ジュエリー製作もヒーリングルームもパワーアップさせていく所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!!
８月からこの街で暮らします!!
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| ２００４年７月６日（火）『美しい場所で』 |
夫が出張先のハワイから写真を送ってくれました。
美しいですよね。なんとも言えない青色の世界。生命の源という神秘的な言葉がぴったりですね。
でも、いまこの海で行われているのはリムパックと呼ばれる世界の海軍の合同演習です。そして日本の海上自衛隊も参加しています。この場所に行って、海の上に立ったとき、演習に参加している人達は一瞬でも、命の尊さ、自然の偉大さを感じたでしょうか？
戦争は必ず起こるものですか？敵は必ず産まれるものですか？それは想像力の足りない人達の浅はかな予想です。なのに国を上げて、多くの税金を投資して、軍事演習をしてしまうのを見ると、やはり人間は愚かなのかもしれません。
でも、未来は変えられます。その第一歩が選挙です。１１日、強い志を持って投票所に向かいましょう。それが青い海を守る第一歩です。
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| ２００４年７月４日（日）『住む場所を決めるということ』 |
週末はいかがお過ごしでしたか？東京は良い天気でしたね。わたしは逗子に引越しをした友人の家を訪ねました。新宿から逗子まで１時間ちょっとの電車の旅ですが駅に着いたらまるで別世界でした。
友人おすすめの海辺のレストランで潮の匂いに包まれながら、波の音を聞きながら過ごし、またお家のある山の上では鳥の声を聞き、森のマイナスイオンに囲まれ、夢のような一日でした。
きっと家をみつけることからはじまり、引越しの手続きや片付けなど大変な事がいっぱいあったと思うんです。でもその努力があったから、いまの自分らしい生活があるんだなと思いました。
夏休みや冬休みに旅行に行くのもよい時間の過ごし方ですが、毎日の生活をよい場所で過ごすというのはこれほど癒されることなのかと改めて思いました。とってもよいお手本を見せて頂いたような気がします。
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『２００４年7月の日記』 