１．『魂の結びつき〜ソウルメイト〜』　２００３．１２．３０
　　　　　　２．『想い出の風景〜約束の地〜』 　２００４．１．５
　　　　３．『しあわせ！と声を出そう〜言霊〜』 　２００４．１．１０
４．『こどもと遊ぼう〜純真な心を呼びさまそう〜』 ２００４．２．１７

１．『魂の結びつき〜ソウルメイト〜』 今年はわたしにとってとても大きな出会いがいっぱいありました。 でもそれはいつも突然で、偶然でした。まるで自分がチェスのコマで だれかがそれをヒョイッと動かしたような、そんな出会いでした。 先日、うちでそんなメンバーみんなで忘年会をしました。『これって なんの集まりだろうね〜』なんて笑いながら、結局、『チームなんじゃ ない？前世からの同じ使命を持った！』という結論になりました。 わたしは『魂』や『神』や『天使』などを勉強してきた人間ではありませ ん。だからいつも言葉が先なのではなく、『あー、これが前世ってもの なのか』という風に、体験した後で気づいてきました。 ソウルメイトもまさにそうでした。『この初めて会った気がしない感じは なんだろう？』『言葉を交わさなくても繋がっていると思う感じはなんだ ろう？』『話をするときいきなり本題から話せる感じはなんだろう？』『 会いたいなと思った瞬間、会うチャンスが訪れる感じはなんだろう？』 これらの答えが『ソウルメイトだから』ということになるまでに、あまり時間 はかからなかった気がします。わたしにとって、友人の概念が大きく変 わりました。『同じ職場だから』『同じ出身だから』『家が近所だから』とい う理由で友人なのではなく、『同じ使命だから』ということが最大の理由 になったのです。 そうなると、今までの人間関係ももっと深く見えてきて、大事に思うように なりました。地球上にこれだけ多くの人間がいる中で、出会い、同じ時を 過ごすチャンスに恵まれたからには、何か理由があるはずだと思うように なったのです。 人との出会いって、チャンスだと思うのです。自分を見直したり、変化さ せたり、成長させたりするチャンス。だから人は出会うのだと思います。 そしてそれをしっかり受けとめ、成長する努力をすることが『魂を浄化』す ることに繋がるのだと思います。　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2003.12.30

2．『想い出の風景〜約束の地〜』 ふと振りかえって、ため息が出るほど美しかった風景に出会ったことがありますか？始めて行った土地なのに｢夢で見た！｣と思えるような景色や、あるいは実際に何度も夢で見る風景、そしてその景色に出会った瞬間涙が出るような経験をしたことはありますか？ 自然を恋しく思ったり、星を見て感動をおぼえるのは、都会に住んでいてそれらに縁遠くなっているからだけでしょうか？それだけではないのでは？と思えるようになったのはわたしが前世療法を受けてからでした。魂は今の肉体で生まれてくるまでに、幾度も生まれ変わっていると言います。その『昔』の記憶が、ふっと今の時間に現れるときがあるのです。 わたしにもいくつか忘れられない、いや『憶えていた』風景があります。新婚旅行で行ったポルトガルの街並みや、山形のある道の脇にあった小川は見た瞬間、『ここにいた』という確信が生まれるくらい、懐かしい雰囲気に満ちていました。そんな景色に出会うと、今、ここに生きていることに感謝の気持ちが沸いてきます。 今の肉体での人生は何十年という単位の長さかもしれませんが、魂がずーと生まれ変わっているとすれば、何百年、何千年という時間をすごしているということになります。その時間の中で過ごした場所は、一期一会なのではなく、また何かの時に思い出す場所になるかもしれません。そう思うといま、自分が過ごしている土地がいとおしく感じませんか？そして、その土地を美しいまま残すということが他人事ではなくなると思います。 魂を浄化することは、自分が関わること全てに変化を及ぼすものです。自分が美しいと思う風景を守ることも、その一つです。世界中の人に自分の守りたい風景があるのだということがわかれば、その土地に土足で踏み込んで戦場にしてしまうことなどできないのです。まずは自分の『想い出』を守りましょう。そして世界に目を向けましょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００４．１．５

３．『しあわせ！と声に出そう〜言霊〜』 小学校の頃のいじめられた記憶や、子供の頃近所のおばさんに言われて傷ついた一言を、大人になって何気ない夕食の時などにふと思い出したりする事はありませんか？自分にとってはもう２０年以上も前の事で、とっくに忘れている過去なのに、夢で見てしまったり。そんなとき、わたしはネガティブなエネルギーの怖さを思い知らされます。 深層心理に刻まれる、魂に刻まれる記憶のなかに、この『言葉の記憶』というものがあります。会話の中での言葉は発した直後に消えてしまうし、まして心の中で思っている事など、誰にも見えないし、なんの影響力もないと思っていませんか？それは大きな間違いなのです。言霊は思った瞬間、エネルギーになって影響力を持つものなのです。だから、マイナス思考から生まれる言葉はなるべく使わないこと、これが現実をプラスに変えていくひとつの方法でもあります。 わたしはここ２〜３年で、この言霊の力を芯から理解し始めているような気がします。いままで、｢悪い言葉は使わない｣という気持ちはあったけど、最近はそれ以上に｢良い言葉を使おう｣と思えるようになったのです。｢しあわせだ｣｢すきだ｣｢愛している｣｢たのしい｣｢うれしい｣…などなどの言葉は使えば使うほど幸せを呼び寄せてくれるものだと、確信ができたのです。 たとえば人生の中で一度でも、心から愛されているという実感を持てると、心はもちろん、魂にもその充実感が刻み込まれて、必要以上に物事を恐れなくなります。小さな出来事にも喜びが感じられるようになるし、周りの人に愛を分ける行動力も生まれます。 ネガティブなエネルギーが何十年、いや来世にもわたり、魂に深い傷を負わせてしまう事と同時に、ポジティブな言霊も、ずっとずっと魂に残り、その人の思考や行動やエネルギーの方向性を導いてくれるものになるのです。では、具体的にはどうすればいいか。それは｢しあわせ！｣と言ってみる事です。｢今日のランチおいしかったあ、しあわせ！｣｢仕事がうまくいった、しあわせ！｣｢おしゃべりしてたのしかった、しあわせ！｣と言ってみる事です。簡単ですね！ でも案外、『沈黙は金』だったり、『謙遜が美徳』だったりする日本の風習で生きてきた人にとっては難しい事なのかもしれません。でも、喜びを感じた時、｢しあわせだな｣と言ってみてください。その時に感じるなんとも言えない満足感は、きっと明日のあなたの原動力になってくれるはずです。ネガティブな言葉で魂を埋め尽くす前に、｢しあわせ｣という言霊のシャワーで魂を浄化しましょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００４．１．１０

３．『こどもと遊ぼう！〜純真な心を呼びさまそう〜』 わたしのまわりにはいま、ちびちゃんたちがいるご家族がいっぱいいます。生まれる前からお付き合いがあったり、赤ちゃんだった子がもう小学生になったりして、その成長ぶりに会う度に驚かされます。まだこどものいない私達夫婦にとって、こんなに身近に成長の喜びを感じさせてくれる友人がいっぱいいることはとても幸せです。 こどもはとてもパワフルで、心の動くスピードも、身体を動かす量も、追いつけないほどなのですが、いつも帰ってくると心も身体も元気１００倍になっていて、ちびちゃんたちに充電してもらっているみたいになります。毎日一緒にいるお父さん、お母さんはそればっかりも言っていられないかもしれませんが、ちょっとした子供の仕草に笑顔になっていたり、寝顔を見て会社の疲れが溶けてしまったりする経験ができるのは、親の特権かもしれません。 大人になって、自分の生活に少し疲れたり、不満や不安が出て来た時、子供の頃のアルバムや、作文や卒業文集などに目を通してみてください。そこにはまっすぐだった頃の自分の夢や希望があふれていると思います。もちろん、その頃の夢と同じことをしなさいと言っているのではありません。可能性を信じていた頃の自分に触れて欲しいのです。愛されていた自分を思い出して欲しいのです。そしてそこで見つけたのは、今の自分の中にしっかりと生きているということに気づいてほしいのです。 そしてそれに気付いたら今度は次の世代にその愛や可能性を引き継いでください。親がイキイキと人生を楽しんでいると、子供のアルバムや作文には夢や希望があふれます。こどもはしっかりと見ています。こどもと一緒に過ごすと、初心に帰れるのは、こどものまっすぐな瞳に答えようとするからかもしれません。 　ちびちゃん作のオニのお面 自分の顔そっくりのチャーミングなオニの顔に思わずシャッターをきってしまいました。こんなこどもの感性に触れるのも浄化の方法かもしれません。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００４．２．１７